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記事公開日:2017年7月19日

「どこでも駐車場」シェアリングエコノミーの軌跡

2017年7月7日 第2回 VENTURE FORUM in OSAKA を開催しました。
今回の登壇者は、akippa株式会社の金谷元気(かなやげんき)社長です。

金谷 元気 プロフィール

akippa株式会社代表取締役社長
1984年生まれ。高校卒業後より4年間、Jリーガーを目指し関西リーグなどでプレー。引退後に上場企業にて2年間営業を経験し、2009年2月に24歳で1人暮らしをしていたワンルームの部屋で会社設立。契約されていない月極駐車場や、個人宅の駐車場を15分単位で貸借りできる駐車場シェアサービス「akippa」を運営。DeNA、グロービス、トリドール、朝日放送、三菱UFJキャピタルなどから総額約16億円の資金調達を実施している。2016年12月にはトヨタ自動車と提携し出資も受けた。

高校の進路相談で「Jリーガー」になると宣言

もともとJリーガーを目指し、日本全国のJリーグのチームの練習生として、練習に参加していたそうです。
高校卒業後は関西リーグでプレーしながら、アルバイト生活。
しかし、土日や連休に働けないことから、アルバイトをクビになっていたそうです。

そこで、金谷社長はひらめきました。
雨の日に100円で傘を買い、傘を持っていない人に300円で売っていたそうです。
夏には浮き輪のレンタル、花火大会ではドリンクを売るなど、ご自分で商売を始めたそうです。

ある日トレーニング中にアルバイトの求人を探していると、現地に行けば意外と募集しているのに求人誌に載っていないことに気がつきました。
理由は、広告費が高いことでした。

そこで、金谷社長は、広告費10,000円を70枠の新聞折込の求人広告チラシを作りました。これが、起業へのきっかけとなったそうです。

「起業で日本一、世界一になろう!!!!」と決意!

22歳のとき、だめだったら引退すると覚悟を決め、群馬のJリーグの練習生として参加。
残念ながら、やはりサッカーで日本一にはなれず...
その後、大手企業で社会、会社を学び、2009年、資本金5万円、小さな1ルームの部屋で起業。
はじめは、携帯電話を売る営業会社だったakippa。
さらに、もともと手がけていた広告業もスタートし、東京進出も果たし、順調に会社は売り上げを上げていました。

月極駐車場のシェアリングエコノミーakippaの誕生

ある日停電になったとき、電気のありがたみを知った金谷社長は「電気の様な、なくてはならない存在になる。そして世の中の困りごとを解決しよう」と企業理念を設立。

社員全員が困りごとを書き出し、
「コインパーキングは、現地に行かなければ、空き埋まりがわからない」
という女性社員の困りごとが、akippaの誕生のきっかけでした。

東京で63,000台、大阪で31,000台が毎秒路上駐車をしている!という計算の結果が出、そこで、幼いころ祖父母と行った甲子園球場を思い出した金谷社長。
球場から遠く離れた駐車場に駐車し、かなりの距離を歩いたとき、球場の隣にある月極駐車場に目がとまり、「ここ空いてるから止めたらいいやん!」と発言した金谷少年。
この思い出をきっかけに、月極駐車場のシェアリングエコノミーakippaのビジネスモデルが生まれました。

スマホでつなごう!

フリーランスのエンジニアに声をかけ、HP、アプリの作成を始めました。
そして何百もの月極駐車場の情報を集め、さらにDeNAや三菱UFJキャピタルから出資を受けるなど、何もかも順調に思えましたが、しかし…

社員の反応が悪かったのです。
もともと営業会社で良い売り上げを上げていたのにも関わらず、なぜこの事業をするのかと。

金谷社長はなんとしてでもこの事業の面白さを社員に伝えるため、 日本最高峰のベンチャープレゼンイベント「Launch Pad」にて優勝しようと決意。
そしてその意思の通り「Launch Pad」にて優勝し、社員の心を動かすことに成功!

その後は名古屋に拠点をつくり、会社名をakippa株式会社に変更しました。

予約可能!低価格!スマート!akippa!
スマートフォンで料金支払いをすることにより、精算機が不要になり、コストダウン。
駐車料金、15分100円!終日1800円!安い!!!
さらに、小銭で支払うこともなくなり、スマートに!
スマホにて空き埋まりの管理が出来るため、予約が可能に!
コンビニの商品搬入中のトラックもakippa!
ホテル、オフィスビル、企業、商業施設にもakippa!
とどんどん増えています。

「あきらめないこと、絶対裏切らないこと、頂に上ることを決めていたら誰かが見ている」
ベンチャーキャピタルの最大手のジャフコから投資を受けて実感した金谷社長。

あきらめない。頂点まで上りつめる!
という一貫した思いで締めくくられました。

交流会

1時間のセミナーのあとは、お待ちかねの交流会です。
今回は、北新地にある「みなも」にて行いました。
とても美味しい料理をご提供していただきました。
私もご相伴にあずかったのですが、唐揚げがとってもおいしかったです!
ご馳走様でした!

さて、今回は株式会社Cyujo代表取締役 清水様に乾杯のご挨拶をいただき…

交流会がスタートです!

毎度恒例の自社紹介タイムです。
開催日は7月7日の七夕でもあったため、「願いがひとつ叶うのならば何をお願いしますか」という質問にも答えていただきました。

プライベートの願いや、今後の会社の願いなどを語ってくださったのですが、皆さま、さすが関西人!たくさん笑いを交えて自社紹介してくださいました。

自社紹介が終わると、お待ちかねの楽しいご歓談と名刺交換タイムです!

あちらこちらから、面白そうなビジネスの話が聞こえてきました。

美味しい料理とビジネスの話に花が咲き、あっという間の2時間が過ぎ…

最後は全員でいつもの「ベンチャービクトリーブイ!」の掛け声で集合写真にて締めくくりました。

皆様ご参加くださり誠にありがとうございました。
次回のベンチャー・フォーラムin大阪は、11月10日の開催を予定しております。
またのご参加お待ちしております!!!!